「地球温暖化は本当か?」研究発表会
 
 
 

 今年のヨハネ生は、社会でもっともホットな環境問題を共通テーマとして研究に取り組んでいます。
 今年度の共通テーマが発表になり、書店に並んでいる温暖化関連の書籍を大量に(本当に大量に出版されています) 読み進め研究してきました。映像資料も数多くあり、これも研究してきました。そして、夏のサマースクールでは 東京工業大学の丸山教授に来ていただいて、地球科学からみた温暖化説についての講演を聴きました。 ここまでの研究成果を、学園祭で発表することとなりました。
 学園祭初日、元アメリカ副大統領のゴア氏による「不都合な真実」の上映会から始まり、第2体育館全体を使った 研究展示、2日目の研究プレゼンテーションというプログラムで進められました。
 体育館は4区画に分けられ、「温暖化する」「寒冷化する」「気候変動が地球にどう影響するのか」という テーマごとのパネルと模型による展示と生徒による説明がありました。センタースペースでは温暖化をテーマにした ミニセッションを英語と日本語によって行いました。
2日目には共同研究室に250名もの人数が集まり(共同研究室の収容人員を超えるほどです)プレゼンテーションが 行われました。
 この発表会は連日、夜遅くまで発表内容について議論したり、展示資料を作成したり、作り直したりで 生徒全員が一丸となって取り組んで来ました。結論が出るテーマでないので様々な見方があることを 理解してもらえる発表会であったと思います。

 この発表会にご来場頂いた方の感想をご紹介します。

●初めて研究発表会を見させていただきました。ここに至る数ヶ月の間、1つのテーマに対して子ども達が 自ら疑問を持ち色々なアプローチをしていたのには感心しました。

●この世代の子ども達がこれほどしっかり環境問題に取り組んでいる姿に感動しました。次世代の担い手と して大いに期待するとともにヨハネ教育方針の素晴らしさを改めて実感しました。

●ある物事を解決するのに一方向からだけでは無い取り組みと様々な捉え方、考え方があることに気付くの は大切なことです。どうかすると自分の主義主張を押し通そうとする年代の子達が自己アピールしながらも 他人の意見に真摯に耳を傾けていたのも好感を抱きました。

●ぶっつけ本番でありながら最後までしっかりやりぬきまとめた生徒に拍手!ディスカッションの方向が ずれて行ったり、難航しているのも黙って見守り続けた先生方も素晴らしい。来年も楽しみにしております。

●毎年新しいテーマをよく勉強されています。今年も真実を見る目を養って下さい。

●各ブースで説明してくれたヨハネ生が一生懸命で好感が持てました。展示内容等の出来の評価をすることも 必要ですが今回始めての研究会見学でしたので人としての姿勢に期待が持てる発表会でした。

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