丸山茂徳先生による特別講演会を開催しました
高名な地球惑星科学者であり、東京工業大学の
地球生命研究所・特命教授である
丸山茂徳先生の講演会が、ヨハネ研究の森で
開催されました。
丸山先生には、なんと12年間にわたって、
最新の研究のお話や研究室訪問といった形で
知的な活動をご支援いただいています。
ヨハネ生たちも、丸山先生とお会いする日は、
その優れた学びの姿を目の当たりできる期待で、
いつも大きな高揚感に包まれます。
今回の講演では、
1．丸山先生の歩み、科学と創造性
2．地球生命研究所の誕生と未来設計
3．人類史とは何か、文明と環境変動
4．近代史・民主主義の誕生、現在と未来
の4つのテーマが取り上げられました。
丸山先生のお話は、ご自身の学びの系譜から、
なぜ人間には体系的な知識を必要とするのか、
生命という現象の本質とは何か、
そして人類の歴史と未来へと、
大きく広がっていきます。
丸山先生のお話の迫力に、ヨハネ生の
質疑応答も、とどまるところを知りません。
これからの科学はどうあるべきなのか。
世界各地で起きる問題をどう考えるべきか。
人間らしさとは何か…など、予定された
時間をはるかに超えて、ヨハネ生たちの
質問はいつまでも続きました。
講演のおわりには、丸山先生から、
「自分の生きた証が、こうして後世へと
つながっていくことは最大の喜び」と、
ヨハネ生へのメッセージが語られました。
ヨハネ生たちも、先生の言葉を胸に、
これからの学びに一層励んでいくことでしょう。
丸山茂徳先生、すばらしいお話を
ありがとうございました。
（ヨハネ生による丸山先生の似顔絵です！）
※丸山茂徳先生によるヨハネ研究の森での講義は、
過去に書籍として出版されています。
ご興味をお持ちの方は、ぜひご一読ください。
