ヨハネ通信

ヨハネ研究の森の日々をお伝えします。

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サマースクール2025(1/3) 

ごきげんよう。燃えるような陽の光に燦々と照らされて、蒼々とした木々が光を跳ね返す、エネルギーに満ちた夏が、一幕を終えようとしています。

ヨハネ研究の森では8月18日から5日間、サマースクールが開かれ、ご応募いただいた小・中・高校生の外部サマースクール生の皆様と共に、賑やかで濃厚な学びの生活を共にしました。

25周年という節目の年を迎えたヨハネの研究の森。今年のサマースクールのテーマは「ことばが世界をひらく」でした。これは本コースのファウンダーである横瀬和治先生のご著書のタイトルでもあります。

この夏のひとときは、まるでお盆のようでした。

今回のサマースクールでは、「ヨハネの学び」の種を大切に育て、花を咲かせた卒業生の先輩方が何名も、想いを携えてこの学びのふるさとへと帰郷し、対話をしてくれました。

普段の日常と変わらないこの学び舎での、とびきりの非日常の中で、皆で「自分のことばとは何か」という、答えのない哲学的な問いに向かいました。

「ことば」を巡る対話は、ヨハネ研究の森の学び舎を飛び出して、東京飯田橋にある印刷博物館で展示されていた印刷の人類史、またヨハネの聖地のひとつでもある4030ビルディングで朝日新聞社記者の太田啓之先生の講演会でも、さらに深まっていきました。

サマースクール生の率直で瑞々しいものの見方に刺激を受けながら、共に「自分のことば」について考えを巡らせていったこと。

また美しく輝く卒業生の先輩がたが見せてくださった、「学び」を続ける生き方が、そして私たちの問いかけに私たち一人ひとりを、ヨハネの学びの奥深くにある「意味」へと、目を開いてくださったこと。

この瞬間だからこそ出会えた様々な方たちと学びを共にできた、一期一会のひとときは、ヨハネ生にとって、これからの日々を灯すかがり火となっていくでしょう。

この特別な時間を通していただいた気付きを振り返りながら、思考の種として、共に土を耕し、水をやり、育てながら、常に問いを忘れず、「より高く」を目指してまいります。

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