ヨハネ通信

ヨハネ研究の森の日々をお伝えします。

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創立者田川茂神父様への感謝の祈り

夏を迎えた矢那の森には恵みの雨が降り注いでいます。
私たちの暁星国際学園をお創りになった田川茂神父様がご帰天されてから二年が経ちました。ヨハネ研究の森コースでは、先生との思い出の詰まった学園のお御堂にて、田川先生のための祈りの会を行いました。
小学生のころから先生にお世話になってきたヨハネ生も、先生にお会いしたことのないヨハネ生もみな、田川先生の愛された学園のお御堂に集い、田川先生を想ってお祈りしました。

私たちヨハネ聖歌隊を深く愛し、いつも祈り、喜んでくださっていた田川先生。

「いつかこの体が滅びて、会えなくなったとしても、私の心は変わらない」

先生は、御ミサをたててくださったときはいつも、御ミサ後は早々に香部屋から出てこられて、ヨハネ聖歌隊のためにお祈りくださっていたといいます。

「よく歌う人は、倍祈る」
 
ご生前、先生がヨハネ聖歌隊に掛けてくださったこのことばは、今も私たちに受け継がれています。大きな声で心を込めて歌えば、祈りは届く。私たちはその想いで、声を合わせて共に祈り、天から見守ってくださっている先生に届くように、一つになって歌いました。
今日のような雨の日でも、雲の向こうに澄み渡る空が見えるような青いステンドグラスの天井に歌声が響き、静謐な青をたたえるお御堂に、歌声が響いていました。

祭儀の後、私たちは思わぬ素敵なお差し入れを頂きました。それはこの学園を卒業された大先輩の営むお店の素敵な洋菓子でした。お差し入れくださったのは他コースの保護者の方です。「田川先生は、ヨハネ聖歌隊は学園の宝だ、と言っておられたから、自分も応援したい」と言ってくださり、お差し入れださいました。田川先生が色々な方々にお話くださったことで、コロナ禍を経て再び活動を始めた私たちを、このように暖かく見守ってくださる方々がいてくださる喜びに、深い感謝の思いでおります。

記念品として、フランス・ルルドの泉の小瓶を、一人ひとついただきました。これは田川先生がご生前に手ずから祝別してくださったという大切なものです。迷った時に力を頂けるような気がしました。

暁の星の下、光の子として生きられるような学び舎を創ってくださり、ヨハネ聖歌隊をこよなく愛してくださった田川先生への感謝とともに、私たちはこれからも、「より高く」を目指してまいります。~田川先生の変わらぬ愛のもとで

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