かずさDNA研究所様の開所記念講演会に参加しました
先月ヨハネ研究の森一同は、ほぼ毎年参加させてただいている、かずさDNA研究所様の開所記念式典・講演会に参加いたしました。
今回の講演は、国立遺伝学研究所所長近藤滋先生の「細胞の波が作る皮膚模様と体のかたち」と京都大学名誉教授岡田清孝先生の「植物遺伝子の働き 〜30年間の研究の変遷〜」でした。
「細胞の波が作る皮膚模様と体のかたち」では、シマウマ、キリン、豹などがもつ独特の繰り返し模様はどうしてできるのかという問題に対して、熱帯魚を使って、アラン・チューリングの方程式を利用したシミュレーションを実験によって検証することができた、という興味深いお話をうかがいました。
「植物遺伝子の働き 〜30年間の研究の変遷〜」は、モデル植物シロイヌナズナを中心に、この30年の間に植物の遺伝子の働きに関する研究がどのように発展してきたか、そして今後どのような方向に進むかについてのお話でした。
終了後、県内の高校生たちとともに、先生方に質問する機会をいただき、ヨハネ生は積極的に質問し、丁寧にお答えいただきました。
ヨハネ生たちにとって刺激に満ちた時間となりました。
すばらしい機会をいただいた公益財団法人・かずさDNA研究所様に、この場を借りて御礼申し上げます。
