君島東彦先生による特別講義が開催されました
去る11月11日(金)、立命館大学・国際関係学部の
君島東彦学部長先生による特別講義が開催されました。
テーマは「日本国憲法の制定過程」についてであり、
現在、ヨハネ研究の森が検討を進めている
「人類史と法、ことば」に関わるテーマとなります。
君島先生には、以前より私たちの教育実践に対して
強いご関心をお持ちいただいておりました。
さらに、今回の特別講義にあたっては、
先生ご自身が大学でお使いの資料や、
ご講義のシラバスなどを事前にいただいており、
ヨハネ生たちの「憲法」をめぐる議論も
大いに熱を帯びたところでの特別講義となりました。
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君島先生のお話は、アメリカ大統領選をめぐる
社会情勢に始まり、大国であるアメリカを起点とした
世界の秩序がどのように変化していくか、
そして今後の日本はいかなる局面を迎えるか…と、
ヨハネ生たちの直面する現在と未来の姿を
豊かに描きながら広がっていきます。
また、参加者同士のディスカッションや
君島先生とヨハネ生たちとの対話を通して、
その場の誰もが、世界のこれからに
思いを馳せる時間がつくられていきました。
そして、日本国憲法の制定過程に話題が及び、
「この憲法は誰を聴衆として語られたのか」
「世界において憲法とはどのように制定されるか」
「その制定過程と意義の関係はいかにあるべきか」と、
白熱する議論が、熱気に満ちた空間で展開されました。
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人類の歴史と法の関係について思索を深める
ヨハネ生たちにとって、この特別講義は
たいへん大きな意味を持ったことでしょう。
この場をお借りして、すばらしい学びの機会をいただいた
君島東彦先生に、心より御礼申し上げます。